2020-03-18 第201回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
また、桜島の北側に姶良カルデラというのがございまして、そこでは地下深部の膨張が観測されており、マグマの蓄積が長期にわたり継続しているものと考えられております。 現在の桜島の火山活動からは、大正噴火のような大規模な噴火が直ちに発生するという兆候は見られておりませんが、そのような噴火も発生するという可能性も視野に、引き続きしっかりと火山活動の監視に当たってまいりたいと考えております。
また、桜島の北側に姶良カルデラというのがございまして、そこでは地下深部の膨張が観測されており、マグマの蓄積が長期にわたり継続しているものと考えられております。 現在の桜島の火山活動からは、大正噴火のような大規模な噴火が直ちに発生するという兆候は見られておりませんが、そのような噴火も発生するという可能性も視野に、引き続きしっかりと火山活動の監視に当たってまいりたいと考えております。
地層の中の生物遺骸は、地層が地下深部に埋没するに伴って熱に長くさらされますと、有機熟成作用というものを受けましてケロジェンという物質に変化します。そのケロジェンから炭化水素の分子が発生し、分離してくると。その分離してきた炭化水素の分子は、隙間の多い地層の中、岩石中にしみ出して拡散していきます。
これらは、地下深部に浸透した海水がマグマ等の熱により熱せられ、地殻に含まれている有用元素を抽出しながら海底に噴出し、それが冷却される過程で、熱水中の銅、鉛、亜鉛、金、銀等の有用金属が沈殿したものであります。
その中で、オーバーパックや、そして緩衝材といった人工のバリアについての調査研究が進められるとともに、それを埋設する地下深部の岩盤である、これは天然のバリア、この人工のバリアと天然のバリア両方について科学的な研究が進められてきたわけであります。 日本でも、一九七〇年代以降の長きにわたって調査研究が行われた結果、日本でも安全に地層処分ができるという科学的な評価が得られていると認識をしております。
具体的には、地下深部の科学的な特性が地域ごとにどのようになっているのかといったような情報を全国マップの形で科学的、客観的に示すことによって国民に関心と理解を深めていただく、このようにさせていただきたいということで、具体的検討を進めているところでございます。
入札の際の仕様につきましては、地下深部にわたる調査を行うに当たって技術的な観点から必要な仕様としたものであり、特定の者に落札させるために意図したものではありません。 また、契約額五・三億円ということですけれども、地下構造調査以外の調査研究も含んでおりますので、これについては適正な規模であるというふうに判断しております。
このため、安定な地下深部に埋設をして、人工バリアと天然バリアを組み合わせた多重のバリアシステムというものをつくりまして、人間の生活環境から隔離をする、いわゆる地層処分を行うことを基本方針としているということでございます。
我が国は火山が多いわけでありまして、地下深部にはマグマが存在し、膨大なエネルギーが蓄積されていると伺っております。地熱発電は純国産の貴重なエネルギー資源でございまして、高い供給安定性を有して、原子力発電にかわるベース電源としても期待されると思っています。
我が国は火山が多い、地下深部にはマグマが存在して膨大なエネルギーが蓄積されているわけでありますけれども、地熱発電は純国産の貴重なエネルギー資源でございまして、高い供給安定性がございます。また、原子力発電にかわるベース電源として、十分これは期待できると思われます。
で、地下深部では地下水の動きが極めて緩慢、そして酸素が少ないということで、金属鉱床や化石などが非常に長期にわたって安定に存在し続けております。で、地層処分というのはこの深部地下が有するこのような物質を閉じこめて動きにくくする、こうした機能を活用する方策であります。
現場内にも小さな地すべりが存在する可能性が指摘されていて、そこから汚染水が地下深部に拡散、浸透していく可能性も指摘されております。 そこで、青森県は、封じ込めによる汚染拡散防止対策を先行的に実施していく、そのことが必要不可欠だというふうに主張しているわけですね。
また、地熱発電及び水力発電は、現行の新エネ法の「新エネルギー利用等」には含まれていないところでございますけれども、一般的には、地熱発電とは、地表水が地下深部で熱せられた高圧水を地上に導きまして蒸気タービンを動かし発電をする。水力発電は、もう御案内のとおり、水の高いところから低いところへ流れる位置エネルギーを利用することで発電機を回転させ発電をさせる、こういうことでございます。
サイクル機構の第二次取りまとめ第Ⅵ章では、サイト選定の可否にかかわります重要な地質構造の要件といたしまして、地質環境の長期安定性について「断層活動の影響によって、処分システムの所期の性能が損われるような場所ではないこと」、「火山活動の影響によって、処分システムの所期の性能が損われるような場所ではないこと」、「隆起・侵食によって、地下深部に埋設した廃棄体が地表付近に接近するような場所ではないこと」、処分場
この超深地層研究所におきまして、深部地質環境の科学的研究を行う研究施設で、この施設は研究施設でございまして、その研究開発から得られますデータは地層処分研究開発の基盤として活用されるものであること、また地下深部についての学術的研究にも寄与できる開かれた研究の場として重要な施設であると、このように考えてございます。
今回、このサイクル開発機構の調査が定性的な調査なのか定量的な調査なのかというふうなこともございますけれども、今回の調査に当たりましては、地下深部の広域的な地下水の流れは、地下水面の勾配、これを動水勾配と申し上げておりますが、これと岩盤自体の水の通しやすさ、これを透水係数と言っておりますけれども、この両者の積として予測することができると、これがダルシーの法則であるわけでございます。
それはどういうことかといいますと、ここにありますように地下深部の地層というものは非常にずっとその中の条件、物理的な条件とか化学的な条件というのは非常に安定なもので、長期間にわたって永続的に恒常性が保たれるということが大原則になっております。
この施設は、三次元の映像によりまして、地層処分場の構造や安全確保の仕組み、地震に対する地下深部の安全性について見学者の方々に理解を深めていただくことができるものとして設けたものでございまして、昨年十二月の開業以来、十二年四月末までの五カ月間で約三千六百名の方々が体験をされたところでございます。
さらに、三番目の調査技術・機器の開発といたしまして、地表から地下深部までの地質環境を明らかにするため、各種の、例えばボーリングによって地下水の動きや性質などを測定するための機器、地下水を採取するための調査機器の開発、また超音波等を利用して地表から地下の構造を把握するための調査技術の開発などを行っていまして、これらの成果は今回の二〇〇〇年レポートの中にも反映されてございます。
これにつきましては、世界の大宗として、地下深部には長期にわたり火山あるいは断層活動など天然現象の著しい影響を受けない安定的な地質環境が存在し得る見通しが得られつつある、また、かかる地層中に高レベル放射性廃棄物を安定な形態で埋設すれば、極めて長期にわたって人間環境に有意な影響を及ぼさないようにすることが可能であることから、我が国を含めて、地層処分が国際的に共通の方針になっているものと考えてございます。
一方、地下水面よりも下に処分する場合は、地下水が常時人工バリアと接することになるわけですが、地下深部に滞留しております地下水は一般に酸素を含まない還元性であるということが言われておりまして、人工バリア材の腐食や放射性物質の溶解といった反応は非常にゆっくり進んでいくということになります。人工バリアの耐久性という面ではかえって好都合、こういうふうに言われているわけでございます。
それで、特に我が国の地質環境の長期安定性というふうな点に留意をしました上で、例えば、我が国は変動帯に位置しておるけれども、天然現象の中で、地震・断層活動、火山・火成活動などの急激な現象については、これまで長期にわたり限られた地域で起こっており、活動及び活動範囲の移動は規則的に推移しているため、その影響を受けない地域の地下深部に処分施設を設置することが可能と考えられる。
幸いにしてと申しましょうか、人類は、例えば粘土、例えば鉄、あるいはガラスという、非常に長い期間人類とともにしてきた資源あるいは物質に周りを取り囲まれているわけでございまして、そういう知識を十分に活用して、まず人工的な設備を地下深部につくったわけです。いわゆる隔離設備というのをつくる。
例えば墓石になるようなものがもともと地下深部には存在をして、それで陸をつくっていくという、もともとの自然のさまがあるわけでございまして、まず大深度にそういう花崗岩が広く分布しているということは自然の一つの姿でございます。 それから一方で、処分場をつくるもう一つの形として、堆積岩というものがございます。
「地下に資源が存在する場合、将来の世代が採掘や探査の目的で地下深部の地質環境に接近することが想定される。処分場への人間侵入の可能性をできるだけ低減する観点からは、地下資源が存在する地域でないことが重要な要件となる。このような考え方は、諸外国においても示されている。」貴重であろうと貴重でなかろうと関係ないのです。
この地層処分でございますが、地下深部には、長期にわたり、火山それから断層活動など天然現象の著しい影響を受けない安定的な地質環境が存在し得る見通しが研究の結果得られつつございます。
この施設は、地層処分場の構造や安全確保の仕組み、また地震に対する地下深部の安全性について見学者の方々に理解を深めていただくことを目的としております。